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思えば、1年前の2月に、『博士の愛した数式』を観て以来、映画はしばらく見ていなかった.
ウルトラシリーズや、サンダーバードや、Twenty Fourなら、この夏に数え切れないほど観ているのだが.


さて、そんな私が久々に観た映画もウルトラシリーズ、『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でした.
平成ウルトラマンシリーズにはさほど興味はないのですが、ウルトラ兄弟が出て、ハヤタもダンも出演しているとなると話は別.
予告編Movieにてハヤタが「(私は)ウルトラマン.地球での名は、ハヤタだ.」というシーンに妙に感動して、この作品をレンタルすることを決めた.

ちなみに、この作品の舞台は神戸だったが、この秋に公開される『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の舞台は、われらが横浜だそうだ(「超」と「ウルトラ」を重ねている時点でもはや何が何を超えているのかまったくわからないが).どうやらゲスラが赤レンガ倉庫を壊すらしい(正確には「キングゲスラ」だそうだ).赤レンガ倉庫といえば私の傷心スポットであるだけに、ぜひぶっ壊してほしい(違


さて、肝心の本編.多少のネタバレがあるだろうが、気にせずに書いていこうと思う.

時間軸は20年前、マン、セブン、ジャック、エースの4人は、「Uキラーザウルス」の地球侵入を食い止めるべく死闘を繰り広げていたところから始まる.
このあとUキラーザウルスは「Uキラーザウルス・ネオ」として数回り大きくなって復活するのだが、ウルトラシリーズの映画では、やはりウルトラマンを小さく見せるくらい大きな怪獣を出すのが定番になるのは不可避なのだろう.私が小学3年生あたりで観た『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』(記憶はほとんどないのだが)でも、ダイナを体内に閉じ込めてしまうほど大きな怪獣を登場させた.今回は、その4本ある手でウルトラ兄弟4人をわしづかみにしてしまう.既定路線というか興ざめな感じがするのだが、逆に映画版にしてまで、いつもの様な怪獣どまりにするのもつまらないだろうから、致し方ない所なのかな.

さて、話は現代の神戸に移る.ウルトラ兄弟はそれぞれ人間に扮して町で暮らしているが(東光太郎がいないのが残念)、シェフになった北斗がいい味.
メビウスの本編を観たことはないが、テンペラー星人を木っ端みじんにする戦いぶりの中で感じたのは、「飛行シーン」のことだろうか.CGが使えることで、昭和ウルトラマン時代にはなかった、街の上空を低空飛行するウルトラマンや宇宙人を描くことができるようになった.昭和ウルトラマンを多く観た人間からすると「違和感」も感じるだろうが、私はどちらかというと、CGによる飛行シーンも好きである.

それよりも、テンペラー成人のデザインは不満である.ウルトラマンタロウにて登場した時の、ぶくっとした体形の方が、「極悪宇宙人」っぽくて愛らしいのだが.妙にスマート、妙に「最近のワル」って感じがして好きになれない.
ついでに言うとザラブ星人.やはりザラブ星人も、妙にスマートになった体型がちょっと残念.でも戦闘の観点からすると、こっちの方が俊敏で強そうな気もする.

ナックル星人についてはよく知らないし、実はまだガッツ星人の登場するエピソードも観たわけではないのだが、ザラブ星人の「やり方」が全く変わってないところがいい.それに、話は前後するが、突然水族館にザラブ星人が現れた時のBGM.
子供心に、そして実は最近でも、ウルトラマンの「心臓に悪いシーン」は本当に好きになれない.ケロニアがクローゼットから出てくるところ、博士が小田急ロマンスカーの中でワイアール星人に変身してしまうところ、ドアを閉めるとそこにバド星人がいるところ….そんなときに流れるあのBGMは「お父さん世代」にクリティカルヒットしたに違いない.

ウルトラ兄弟が変身するカットは、やはりCGで作ると興ざめな感じ.やはり、「合成」で頑張ってつくるあの映像だから、好きになれたんだろうなと思う.

ネオ・Uキラーザウルスのでかさ、お決まりというか、十分予想できた「ウルトラマンメビウス・インフィニティー」とやらは、大人な目線からすると「うぅ~ん…」って感じなのだが、仕方ないのかな.

全体として、平成ウルトラマンには思ったほど抵抗がなかった自分.リアルタイムで「ティガ」を観ていたからなのかな.


アンヌやフジ・アキコの出てくる分、この秋公開の映画はちょっと楽しみ.貧乏学生としては、というか、いい歳した(?)大学生一人と思うと、映画館で観ようとは思わないが;;
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